社長の小言 vol.1「受験」

みなさんこんにちは。
株式会社アロンの杖代表取締役の依田です。

HPに「代表挨拶」を載せていないこともあり、今回から不定期ではありますが「社長の小言」と題した、どうでもいいことをブログにしていこうと思います。

初回の今回は、学習塾を運営していることもあり、学習塾にまつわるテーマを用意しました。
ちょっと真面目に書いたので、お困りの方の参考になればと思います笑

それではどうぞ~。

受験の意味

新学期や新生活が始まって1週間弱が経過しました。今回は受験のお話です。
突然ですが、みなさんはなぜ受験をするのだと思いますか。

 

答えは十人十色で、価値観によって異なるものだと思いますが、個人的には「選択肢を広げるため」かなと思っています。

ここでの選択肢とは今後10年、20年先の進路を決めるための視界の広さを表しています。
そして誰にとっての選択肢かというと、他でもない自分自身の選択肢でしょう。

 

正直に言ってしまうと、受験はしてもしなくても良いと考えています。
学歴社会と言われていたのは、一昔前のお話。もちろん今でも学歴を重視する場面はあることでしょう。

しかし、学歴うんぬんの前に、そもそもどのようなモチベーションで仕事に向き合っているのか。
どんなスキルを持ち合わせているのかが何よりも重要視されます。

 

一流大学を卒業した人がみな、幸せの人生を見つけているかと聞かれれば、一概にそうと言い切れないでしょう。
専門的な技術を持っている人や、専門的なスキルを磨いた人の方が名門大学を出ている人よりも稼げていることは時代が証明しています。

一流大学を卒業し、終身雇用で大手企業に入るという時代はもう古く、就職氷河期と言われた時代も過ぎ、働き方改革や個人の自由や権利が認められる時代が来て、youtubeなどのプラットフォームで多くの人を魅了するコンテンツを生み出せた人がサラリーマンの生涯年収を軽々と超えていく。

そしてAIによって職を奪われる時代がすぐそばまでやってきている。こうして時代は移り変わっていきます。

 

脱線しているかと思いきや、先ほど話した選択肢がここで活きてきます。
学生のときに考えていたビジョンと、大人になって見えたビジョンというのは異なる事が多いです。

でも周りの大人はそんなことは教えてくれません。
そりゃあそうですよね。自分のことだけで必死なんですから。僕だって人のことは言えません。

 

受験はしてもしなくてもいいと思います。
でも、もしそこに「勉強をしたくないから」とか「苦手だから」というバイアスが存在しているのであれば、それは言い訳と呼ばれてしまうことがあります。

そういったバイアスを限りなく排除して、自分に問いかけることが受験の根幹なのではないでしょうか。

自ら壁を乗り越えていくことも大切ですが、自分にピッタリの道を見つけることも同様に立派なことです。
受験するときに、行きたくもない場所を選ぶ必要なんてありませんよね。

行きたい場所、挑戦してみたい場所を選ぶことができるかどうかが受験最大の難関です。

 

今と同じ時代を生きることは残念ながら不可能です。
時が移ろえば、人の価値観や社会も同様に変わっていきます。変化したときに選択肢(視界)の広さはきっとアドバンテージになります。

 

これからの時代、新しい時代を築くのはいつだって、大人ではなく、過去の子どもたちなのですから。

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